県内巨樹めぐり
〜大きな杉〜
長い歳月、雨や嵐に耐えながら何百年も
そこに立っているというのはそれだけで神の様な存在★
雪深い静かな山里に密かに佇んでいる「御仏供杉」
銀世界の中で綿帽子を被ったこの巨樹を眺めると
まず小高い山のように見えます。それぐらい大きい!
「御仏供杉」は当館からのと里山海道で金沢まで走り
山側環状を使っておよそ2時間半
樹齢は約700年、樹高18.7メートル
目廻り7.6メートルの大樹でその樹杉が仏様にお供えする
「おぼくさま(お仏壇に供えるご飯)」のように
見えることから御仏供杉と呼ばれています
また梢が四方に根を張ったように見え
どの枝も下に垂れたように下がっていることから
別名「倒さ杉」と言う名の起こりにもなっています☆
大昔(1330年頃)、杖にしていた杉の小枝を
“この木が根づいて繁茂すれば仏法盛んになるべし”と言われ
代々、村人が仏の木として大事にお守りしてきた事から
今の大樹になったと伝えられています☆
歴史はナント不可思議・・杖が巨樹に・・(°_°;)