グラッ、グラ・・・・・グラ、グラグラ・・・

あれから一ヶ月余り。
毎日の報道を見るたびにただただ涙するばかりの私でしたが、その私にも久々に笑顔を取り戻せる日がやってきたのです。
それは朝刊紙に折り込まれた
 ”和みバックを作って被災者の方に贈りませんか”という呼びかけでした。
ボランティア活動に参加するのはこれが初めてです。
〜ミシンのある方は持ってきて下さい〜
 この僅か一行のメッセージに勇気を貰い予定の時刻に指定の場所に出かけてみると、懐かしいかおカオカオがい〜っぱいです。玄関を出るときの不安は何処へやら、参加者名簿の記帳もそこそこにすぐ打ち解けてしまいました。
たった二日間、それも僅か数時間の手伝いです。
お互い自分の出来る事をしながら
被災された方がこれを手にした時、気持ちが少しでも安らいで
明るくなってくれたらいいね!が作業中の話題でした。
そんな中で私の頭の中には
まだ会えずにいるお母さんを待ち続ける
こん まなみチャン」の後姿がありました。
あっ、そう言えば、それに参加する前日、朝市の永井豪記念館に立ち寄って
ひややっこくんと話したんだけど、彼が言ってたよ!
まなみチャンには、泣きたいことがあったら大きな声を出して泣いて欲しいなぁ〜。
もちろんガマンも大事だけどさ、泣きたいときには思いっきり泣いて、次には空を見上げてさ、
おひさまい〜っぱい受け止めて、
まっすぐ前を向いて歩いてほしいんだ!

ボクずっと、おうえんすっからさ!!」
もちろん、私だってよ!
まなみチャンだったら、きっとできるよね!
つよくてやさしいおとなになってね!
いつかそうなったまなみチャンに会える日を能登の国、輪島の朝市、永井豪記念館
ひややっこくん
待ってるよ!!