荘川桜


国鉄名金線バス(名古屋〜金沢間 現在は廃線)の車掌をしていた岐阜県白鳥町(現郡上市白鳥町)の故佐藤良二さんが、御母衣湖展望台の「荘川桜」の実生(つぎ木や挿し木ではなく種から芽をだしたもの)から育てたもの
これは、佐藤氏が7年越しの努力で昭和51年ようやく発芽させたもので
荘川一郎」「二郎」などと順次名前が付けられていた中の一つです。
これは荘川七郎です。
佐藤さんが、親交のあった輪島市の小学校校長(当時)の平松幹雄さんに託し、昭和52年に輪島市役所の庭に植えられ、昭和61年初めて花を咲かせました。
平成3年石川県輪島漆芸美術館開館に合わせて移植され、以来、毎年花を咲かせています。
今が満開で、白っぽい花が青空に映えています。